世界の子供たちのための平和プロジェクト
− 記 憶 −
私が子供の頃過ごした田舎の道は、粘土質の泥の道でした。毎朝、全ての住人と動物が、村中の道や小道に彼らの“歩み"を痕跡として残して行きました。そして、日没後、夜のとばりが降りると、帰路に向かう人々が残して行った新たな痕跡が、朝の痕跡を消して行ったのです。このプロジェクトは、私の幼年時代の記憶から生まれました。
ホセイン・ゴルバ 1997年
 

“The Trace of Walking ”
子どもの足跡プロジェクトの骨組み

このプロジェクトは、世界の様々な場所に、子供たちの足跡の道を作ります。一人の子どもの右足ともう一人の子どもの左足、それぞれの付ける足跡が一歩となり、そのつながりが小道を作って行きます。

このプロジェクトは、世界中どこからでも始めることが出来ます。
材料は、テラコッタや、プロジェクトを実施する土地で素焼きの出来る土です。
2歳から12歳迄の子供なら、誰でも参加出来ます。
道作りは、遊びの感覚と楽しむ精神で、平和の共存を子供たちに示しながら、行われます。
この道には、特定の幅や長さの指定はありません。
大人も、子供の足跡による道沿いに木や植物などを植えることで、このプロジェクトに参加することが出来ます。
子供たちの足跡による道は、他の国、特に戦争による被害や国境問題などのある国に贈ることが出来ます。
このプロジェクトは国連ならびにユネスコ・ユニセフと手を携えて実施されることを望みます。それは、世界中の子供たちに、国連が、世界の平和と人権、特に子供たちと少数民族たちにとって重要な、国際的な機関であることを示したいと思うからです
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